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スタッフブログ

予防


こんばんは!
台風が近づいていて、雨がすごいですね。
体調を崩している方もいらっしゃるんじゃありませんか?
休める時に休養とってくださいね(^_^)

先日、こんなことがありました。
手の骨折をした患者さんです。
骨はもうくっついていて、可動域の改善を
している最中なのですが、、、

骨折をしていたので、もちろん最初は
固定具をつけていました。

そして固定具が外れて、包帯だけに
更にサポーターだけに。


サポーターだけになったから
スポーツが始められる。
しかし、
リハビリはここでおしまいではないです。


反対の手と比べて可動域はどうなのか。
筋肉の柔軟性は同じなのか。
そこまで同じにならなければ 治癒 とは言えません。

更にこんな質問をされました。

治ってからもずっとつけていられるサポーターは
ありますか?

サポーターはもちろんあります。
しかし、骨が完全にくっついて
可動域や筋肉の柔軟性も左右差がなくなった後
なんの目的ではサポーターをつけますか?

足首の捻挫や、膝の痛み、肘の痛み
腰の痛み。色んな痛みに対して言えることですが、
痛みがあるうちのサポーターやテーピングは
筋肉の保護や、可動域のサポートのため
良いと思います。

それをずっと使用し続けることに疑問を感じて
ほしいです。
サポーターやテーピングをしているということは
少なからず動かせる範囲はしていない方と比べると
狭くなります。

狭くなると、狭い範囲での動きを覚え
狭い範囲でしか筋肉や関節を使わなくなり
正しい身体の使い方にならなくなる可能性があります。


怪我の予防はもちろん大切です。
物に頼らず、自分の身体に覚えさせていけば
もっと怪我のリスクは減ると思います(^_^)

少し、考えてみてください。(^_^)
気になること、聞きたいことがあれば
相談にのらせていただきます!!!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
水谷真梨でした。

骨折の方は、サポーターもなしにスポーツ復帰
しています(^_^)

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クッペ

今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。

今回は前回の続きということで。
クッペをする時に足の指の力が重要になるとお話ししました!

バレエでは足の指の使い方はとても重要になります。
もちろん、クッペの時だけでなく、バランスを取る時やダンジュの時、
そもそも、トウシューズを履けるようになるには足の力や指の力が必要不可欠になります。
力がなければトウシューズを履ける年齢が来ても履くことができません。

足の指の力は、それほど必要な力になります。


では、どの様にして鍛えればいいのでしょうか?

の、前に......
まずは自分の足の今の状態を把握しましょう!


そもそも、きちんと指に力を入れることが出来ているのか?出来ていないのか?

それは正しい方向に曲げることが出来ているのか?いないのか?


ちゃんと最後まで力が入っているのか?途中で抜けちゃっていないか?


などなど、まずは自分の今の状態を知りましょう!


では、話を戻して......


レッスン中、足の指を鍛えるのによく行うのがバンドを使ったトレーニングです。


またスーパーボールやお手玉を足の指で掴みぐるぐる回したり、ボックスからボックスまで移動させたり...


鉛筆やおはじきを使って、掴む指を変えてみたり...

エコルスタでは、フロックハンドといって手のような形をした緑色の足の指を鍛えるものもあります!

足の指の力はバレエだけでなく、他のスポーツにも大切な力になります。


また、骨折や捻挫などの怪我で固定をしている期間があり、その間足を動かさなかったことによって力が弱くなってしまうことがあります。


そう言った場合でも足の指のトレーニングは必要不可欠になります。


お家でも簡単にできるものなのでぜひ、やってみてください!


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エコー

おはようございます。
雨の日が続いてますね。


先日このような患者さんがいらっしゃいました。
数日前にサッカーの試合中に足を蹴られ受傷。
整形外科でレントゲン検査をし、
多分骨折はないだろうと診断されたものの
痛みの引きが遅く来院。


患者様の希望もあり、
エコー画像を撮って骨の状態もみてほしい
とのことでした。


蹴られた局所には痛みがあるものの
骨への衝撃での痛みもなく、
エコー画像も左右差は骨の像になく
炎症反応と思われる画像が患側には
ありました。


打撲してから数日経ってることもあり、
痛みのために患部を動かさないようにしていたため
拘縮が出始めていました。

超音波機器をあて、
動かせる範囲で患部を動かし
可動域を出したところ、、、
翌日にはテーピングをしながらですが
サッカーが出来るまでに回復。


なかなか引かない痛みで
お困りの方は是非ご相談ください。

早期回復には酸素カプセルの併用や
骨の状態が心配であればエコー画像を見たり
必要であれば紹介状を書いて対診に行ってもらう
こともあります。


最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
水谷真梨でした。


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同じ形でも......

今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。

前回パドブレのお話をしましたが、その時にパドブレには様々な種類があるとお話しました。


今回は、その中のクッペを通るパドブレについてお話ししたいと思います。

そもそも、クッペとクドゥピエが違うのをご存知ですか?


クッペの意味は「切る」。クドゥピエの意味は「足首」です。

クッペは切るようにして素早く軸足に持って行くことが重要になり、一方、クドゥピエは足首なので、軸足の足首に持っていく動作になります。


クッペは意味からも動作のつなぎのパを指し、クドゥピエは足首なのでその形そのものを指します。

なので、
クッペパドブレということはあっても、クドゥピエパドブレとは言いませんし、
クドゥピエでバランスを取ることはあっても、クッペバランスとは言いません。


また、足首をくるんだクドゥピエをシュルクドゥピエと言います。
これは、フラッペやプティバットマンの時に使うことが多いです。

センターで多く使われるのは、通り道となるクッペが多いと思います。


同じ形、動作でも意味が違うと呼び方も変わり、見せ方も変わっていきます。

クドゥピエの上達ポイントは、「アンデオール」です!
やっぱり...と思うかもしれませんが...

クドゥピエの時はアンデオールつまり、足の開きを最大限に見せるポジションになります。

脚がきちんと開いていないとクドゥピエにはなりません。
どのパでもアンデオールは大事になりますが、クドゥピエでは特に重要になります。

一方、クッペの上達のポイントは、「脚の指先」です。
鋭く強くクッペをするのには脚の指先の強さが大切になります。


脚の指先を鍛えるトレーニングを行うことでクッペが鋭く強いクッペになります。

脚の指先を鍛えるトレーニングは後ほどお話ししたいと思います!

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季節の変わり目


こんにちは。
明日は体育の日ですね!
気温の変動が激しいですが、
体調崩してませんか?


季節の変わり目には、
寝違えやぎっくり腰や
身体が冷えてる状態での運動をすることによって
肉離れなどの怪我が増える時期です。


増えると言えば、
またここ最近は骨折の患者さんが
多く来院されています。

別の医療機関で治療をされてて
当院にうつる患者さんや
酸素カプセルだけでも利用して
早期回復を図る患者さん。

当院では、固定が外せない状態でも
骨の再生を促す機械での物理療法や
骨の再生だけでなく、腫れなどを抑える効果のある
酸素カプセルがあります。

酸素カプセル利用患者さんは
始めに伝えられた固定期間よりも
早期に固定が外れた!という方がほとんどです。

また骨折ではなく、捻挫や肉離れなどの怪我で
利用される患者さんもいます。

大事な時期なのに怪我をしてしまった。
いついつまでに治したいのに期間がない。
そんな方には是非オススメです!!!
予約なしでも、空いていれば利用することは
可能ですが、、、
ここ最近は特に午後は多数の予約をいただいております。
事前に電話での予約か、来院されたときに
次回の予約をされるのが1番かと思います。

お気軽にお声かけください!!!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
水谷真梨でした。

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ティッシュを使った練習

今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。

今回は、パ・ドゥ・ブレについてお話ししたいと思います。

パ・ドゥ・ブレには様々な種類があります。
5番ポジションを通るものやクドゥピエ(足首)を通るもの、足踏みをして移動するものや回転が入るものなど様々です。

パ・ドゥ・ブレの、「ブレ」は、フランスのオベールニュ地方の舞踊の一種で、「詰め物をする」という意味があります。


様々な種類がありますが、簡単に言うと「ポアントまたはドゥミポワントでの足踏み」と思っていただけるといいのではないでしょうか?

パ・ドゥ・ブレには横と前後に移動するものと、回転するもの、そして走るような移動をするものに大きく分けられます。


横と前後に移動するパドゥブレは、5番ポジションを通るものやクドゥピエを通るものがあります。


横に移動するものは、パドゥブレ・ドゥーシュー、パドゥブレ・ドゥスー、パドゥブレ・ドゥバン、パドゥブレ・デリエール。
前に移動するものは、パドゥブレ・アンナバン。
後ろに移動するものは、パドゥブレ・アンナリエール。と呼ばれます。
と、こんな感じで色々な種類があります!
(カタカナばかりでよくわかりませんよね...)
これらは全て、基本の動作が一緒になります。

この他にも回転の入るパドゥブレもあります。
外回りをするのをパドゥブレ・アントゥールナン。
内回りをするのをパドゥブレ・アンドゥダン。といいます。
これは基本の動きに回転が加わったものになります。
動き自体は基本の動きと一緒です。ただ、身体の向きが違ってきます。

よくジゼルや白鳥、眠りの森の美女のカナリアの踊りで見られるパドゥブレは、パドゥブレ・クーリュといいます。

5番で行うものと1番で行うものがありますが、細かい足踏みで移動をするステップになります。
その場で行うものも同じくパドゥブレ・クーリュといいます。


このパドゥブレ・クーリュの練習を行う時、よくあるものを使って練習をします。

それは.........ティッシュです!

ティッシュを一枚取り出し、内ももにティッシュを挟んだままこのパドゥブレ・クーリュを行います。

要は、ティッシュを落とさずに細かく足踏みをしながら移動する練習という事ですね。


これ、意外と難しいんです。
ティッシュ一枚はとても薄いです。足踏みをしている時にバランスをコントロールしないとハラハラハラ〜と簡単にティッシュが居なくなってしまいます!


バランスをコントロールしようとして膝を伸ばしっぱなしにして足踏みをするのはNGですよ!


膝が伸ばしっぱなしだと頭が上下してしまい優雅な動きになりません。


なので、パドゥブレ・クーリュの時は膝を緩めて柔らかく使います。
ただ、この時にきちんと足がクロスをしていないと、ティッシュは簡単に落ちてしまいます。


膝は柔らかく使いますが、バランスのコントロールも忘れずに注意してください。

ぜひ、試しにティッシュを使ってパドゥブレ・クーリュの練習をしてみてください!


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骨折かもと思ったら、、


おはようございます。
先日こんな患者さんがいらっしゃいました。


自転車で転倒して、手をついてから
手首の痛みが強く来院。

反対の手首と比べると腫れていて
少し変形もあり、、、
エコーを使って骨の状態を見てみると
骨折していました。

線が入っているだけではなく、
折れた骨が重なりあって
ズレていましたので、
すぐに冷やして応急処置をしました。

ズレが出ている骨を元の位置まで戻して
(元の位置に戻すとき、急激に引っ張ったりすると
痛みが出ますが、徐々に徐々に戻していけば、
痛みはそれほど感じません)
エコーで骨の状態をまた確認して、
包帯と三角巾で固定をしました。(^_^)

骨が折れているかもしれない
そう思った時、真っ先に浮かぶ医療機関は
どこですか???

整形外科が思いつく方が大部分だとは
思いますが、
実は接骨院は 骨継ぎ と呼ばれる技術を持った
柔道整復師が勤務しています。
この 骨継ぎ の技術は、柔道の技をもとに
成り立っています。

ですから、接骨院でも骨折の処置をすることは
可能です(^_^)
安心して来院してください!!!


また当院には、エコーがあるので
骨のズレている状態をより正確に把握することも
可能です。
更に、固定中も酸素カプセルを利用することで
早期回復に努めることが可能です。

お困りの方がありましたら、
是非ご相談ください!!!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
水谷真梨でした。


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ダンサーの格付け

回のブログを担当させて頂く、荒井萌(あらい めぐみ)です。

さて、皆さま突然ですが。
バレエダンサーにはランク付けがあるって知ってますか?


真ん中で踊っている人と周りで踊っている人の違いでしょ?
主役か主役以外かの違いでしょ?

漠然とそう思っている方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?


基本的にバレエ団に入るには試験、オーディションに合格してから入団となります。

そして、まずコールドと呼ばれる群舞での踊りからスタートします。

コールド、群舞で経験を積み、力がついてくると昇級しソロで踊れるようになります。

バレエダンサーのランクの名称はそのバレエ団によって多少異なります。

トップダンサー、つまり主役を踊るダンサーをプリシンパルと呼びます。
パリ・オペラ座では、エトワールと呼ばれています。

次の準主役級のダンサーをファーストソリストと呼び、名前のつくような主要な役を踊るダンサーをソリストと呼びます。


ちなみに、ボリショイでは準主役級をリードソリスト、名前がつくような主要な役をファーストソリストと呼びます。
一方、パリ・オペラ座では準主役級の男性をプリミエ・ダンスール、女性をプリミエール・ダンスーズと呼び、名前がつくような主要な役をスジェと呼びます。

その次の階級が群舞の中の主役になります。
これをファーストアーティストと呼びます。
ボリショイでは、ソリスト。パリ・オペラ座ではコリフェと呼ばれています。

そして、1番下の階級が群舞になります。
群舞はコールドやアーティストと呼ばれます。
パリ・オペラ座では、カドリーユと呼ばれます。


と、こんな感じでバレエ団や国によっても呼び方は異なりますが、バレエダンサーと言っても色々あり、階級の差で年収や出られる作品も変わってきます。


もちろん、バレエダンサーの最高峰 プリシンパルをみんな目指しますが、プリシンパルにまで上り詰めるのはとても大変なことで栄誉のあることなんです。

ちなみに、エトワールとは主役のダンサーと言いましたが、パリ・オペラ座ではプリシンパルの中でも花形の限られた人にしか与えられない称号としてエトワールと呼ばれています。
エトワールとはフランス語で星を意味しています。
本当に限られたごく一部の人にしか得られない称号になります。

みんなダンサーはこのプリシンパルやエトワールを目指して日々練習に励んでいるんですね!

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松葉杖


おはようございます。


当院通院中の患者さんのお話です。(^_^)


松葉杖使用後によく起こることなのですが、
松葉杖を使用してる場合、大体が固定をしていたり
痛みが強くて、足がつけない状態が多いです。

そして、痛みが引いてきた。または
固定がとれた。
さあ、足をついてみましょうとなっても
すぐには歩くことは難しいです。

これは松葉杖を使用してたことによって
足の裏の筋力や、足の指の筋力
更には身体を支えるためのお尻の筋力等が
低下してることにより起こります。
もちろん、左右を比べると足の裏のアーチと呼ばれる
凹凸がなくなって、平らな状態にもなってることも
あります。

更に、使ってなかった足の裏の筋肉を
使い始めて、
バランスのとれてない状態で歩くことによって
足のアーチは低下したままですから、
足底筋膜炎のような痛みが出ることもあります。


では、歩くのはやめたほうがいいのか?

そうではありません。
固定してる状態から動かしていいところは
動かす。
松葉杖が取れるような状態になったら
片松葉にしてみる。
歩くときに足の指まで意識して歩く。
など、
その時の身体の状態、筋力の状態によって
やり始める項目が変わります。


固定がとれた。
ここがゴールではありません。(^_^)

最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
その人その人によって、治療内容は異なります。
身体の状態をみてみないと分からないことも
あります。
痛みに悩んでる場合は相談してください(^_^)


水谷真梨でした。

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ジャンプ②

今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。


今回は、前回の続きを話ししたいと思います。

前回、ジャンプの種類についてお話ししました。

ジャンプは
・両足跳び両足着地
・両足跳び片足着地
・片足跳び両足着地
・片足跳び同片足着地
・片足跳び他片足着地
の5種類に分けられます。

今回は最後の2つについてお話ししたいと思います。

片足跳び同片足着地
「タン・ルヴェ」や「バロネ」が代表的なジャンプになります。

基本的に片足跳び同片足着地は、大きいジャンプより小さいジャンプで見られることが多いです。


しかし、小さいジャンプだからこそコントロールがとても大切になります。
ジャンプの前のプリエ、そしてジャンプ(空中での姿勢)、着地の3つを上手くコントロールしなくてはいけません。

そして、小さいジャンプだからこそ丁寧にかつ、大事に飛ぶようにするととても軽いジャンプに見えます。

小さいジャンプこそ、大切に飛ぶことがポイントになります。


次は、片足跳び他片足着地です。


これはみんなが好きなジャンプになりますね!そして、バレエでは見せ場でよく出て来るジャンプになります。

「グランジュッテ」や「アントルラッセ」などの大きいジャンプがこの仲間です。

これらのジャンプは基本的にグランアレグロで行われるジャンプです。
レッスンの最後の最後に行うジャンプになります。

と、いうことは...
それだけ大きいジャンプで1番難しいジャンプ ということになります。

片足のプリエで強く踏み込み、大きくジャンプをし移動しながら、違う足で着地します。
そして、空中で移動したり、姿勢を変えたりしながらジャンプするジャンプになります。

大きくジャンプをするための脚力、そして滞空時間を増やすための上半身の力、柔らかい着地をする為の筋力のコントロールなどとても難しいジャンプになります。

その為、それ以前の4つのジャンプがきちんと出来ていないとこのジャンプを正しく行うことができません。

まずは他の4つのジャンプを正しくきちんと出来るようになる練習から始めていきましょう。


次回はジャンプを行う時のコツなどをお話しできれば。と思っております!


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