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エコルスタはり・きゅう整骨院のブログ

上達の為にレッスン量を増やす?

今回のブログを担当させて頂く、荒井萌(あらい めぐみ)です。


今回は、上達のためにレッスンを増やすべきかどうか。についてお話ししたいと思います。

バレエを続けていると皆さん、もっと上達したい!と思うのは共通の思いではないでしょうか?


では、上達する為には.........
よし!もっと今よりレッスン量を増やそう!!と、
思いつくのも共通ではないでしょうか?

今でもレッスンの量を増やし毎日レッスンに出ないと発表会に出られなかったり、コンクールに出られなかったり...
まだまだレッスン量を増やすという考え方は一般的です。
しかし、本当にそうなのでしょうか?

上達とは、単純にテクニックの技量が増えることを指します。
今まで出来なかったことが出来るようになる。出来ていることはもっと上手に出来るようになる。ということですね。

バレエに関しては、バレエの様式美を忠実に守れるようになることが上達したということになります。

バレエのテクニックの向上の為には、
「ターンアウト」
「身体を引き上げる」
「柔らかいプリエをする」
の3つが基本的に大切になることです。
この3つを守りつつ、さらに柔軟性、キープ力、跳躍力、回転力などを強化することが必要になります。


では、これらはレッスンで強化できるのでしょうか?


もちろん、ある程度は強化できると思います。
ただ実際レッスンをしている時、1番気を回すのはステップの完成度であって、更にこれら全てに気を回す余裕は無い。というのが本音ではないでしょうか?


プロのバレリーナは、上記のような身体能力を高いレベルで持っている人たちの集まりです。
高いレベルの身体能力があるからこそ、高いレベルの上達が可能となります。

まだプロではない私たちはどうでしょう?

高いレベルの身体能力を持つ為には、ただレッスンの量を増やすのではなく、レッスン以外のところで高める必要があります。


ここで、よく行うのが「おにごっこ」です。
おにごっこでは、身体を自由自在に動かし、その時々で判断を行い、その判断に従って様々な動きをします。
決められた動きをするバレエの動きとは対極にあり、おにごっこで?と思われるかもしれませんが、様々な動きをして身体を自由自在に動かすおにごっこは、とても良いトレーニングになります。


よくスタジオ内でバーレッスンの前にアップとして行ったり、単純なおにごっこに新しくルールを加えてその時々で色々なおにごっこをするのも良いと思います。

ただ単純にレッスン量を増やすのではなく、こういったエクササイズやトレーニングも取り入れながら様々な動きを身体で出来るようになることが大切ですね!

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