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エコルスタはり・きゅう整骨院のブログ

ジャンプ

今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。

今回はジャンプについてお話ししたいと思います。


バレエのジャンプは大きいものから小さいものまで様々にありますが、
1番印象的なのはグランパディシャやグランジュッテではないでしょうか?


レッスンでも必ずジャンプの練習を行う時は小さいジャンプから始め、少しずつ大きいジャンプに移行していきます。

ジャンプを大きく5つに分けてみましょう。
・両足跳び両足着地
・両足跳び片足着地
・片足跳び両足着地
・片足跳び同片足着地
・片足跳び他片足着地


これだけ見ると何のことかさっぱり。って感じなので、ステップの名前も交えながら掘り下げてみたいと思います。

まずは、両足跳び両足着地。
小さなジャンプとしてジャンプのレッスンの始めにウォーミングアップとして行われる事が多いのがこれになります。
「シャンジュマン・ドゥ・ピエ」や「タン・ルヴェ」がこの仲間に入ります。


ポイントは、プリエをしっかり行い、両足で床を踏み込むこと。
そして、しっかり両足同時に飛び、両足で着地出来るようにコントロールすることです。

続いて、両足跳び片足着地。
このジャンプは、先ほどと違って片足で着地しなくてはいけません。なので、先ほどよりもよりコントロールが求められるジャンプになります。


「プティ・ジュッテ」や「シソンヌ」がこのジャンプの仲間になります。


片足で着地をする時に気をつけて頂きたいポイントは、膝が内側に入らないこと。
両足着地の時も同様ですが、片足着地になるとより膝絵の負担が両足の時よりかかることになります。
自分の片足でのプリエを正しいポジションで行った時、どこまで出来るのかチェックしておくといいと思います。
ジャンプの怪我で多いのはこの片足着地時に起こる怪我です。
しっかり片足でもプリエが正しいポジションで行えるようバーの時からその後にジャンプを行うことを想定して練習を行いましょう。


次は、片足跳び両足着地。
これはステップでいうと、「アッサンブレ」が代表的なものとして上げられます。


片足で飛ぶジャンプは、両足で飛ぶジャンプより難しいため、しっかり片足でプリエをし、床を踏み込む事が重要になります。
1番大切なポイントは、ジャンプの直前に「踵を上げないこと」です。
片足でのプリエの負担は両足の時と比べると片足にかかる負担が大きいため直前で踵が上がってしまう事があります。
しかし、これは絶対に行ってはいけないこと。
高く飛ぶことにばかり気が行ってしまい、しっかり片足でも床を踏ん張ることができないと怪我につながります。
必ず、踵は上げずにプリエを行いましょう。

長くなってしまったので今回はここまでにします。
次回続きの2つのジャンプについてお話ししたいと思います!

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