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エコルスタはり・きゅう整骨院のブログ

つま先を伸ばすタンジュについて②

今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。


今回は、前回の続きという事で。
タンジュをする際のポイントをお話ししていきます。


今回は2つ目の足を出す時と戻す時のポイントです。


まず、タンジュをする時皆様は何に注意していますか?


アンデオール?
真っ直ぐ足を出すこと?
グラグラしないこと?
膝を伸ばすこと?
身体を引き上げること?


最初にタンジュをする際足を出す時に注意してほしいことは、3つあります。

1つ目は、「踵」が先行すること。

(※しっかり身体が引き上げられていて、アンデオールが出来ている状態で立っていると仮定します。)


足を出す時は必ず、踵を先行して出していきます。
つま先が先行してしまうとアンデオールが維持できなくなり、インに入ってしまう為必ず足を出す時は踵から出していきます。


足を出す時は、つま先が動く前にまず、「踵が動く」 ということですね!

2つ目は、「4番ポジション」を通ること。


足を出す時は、踵を先行に足を動かし、4番ポジションを通ってルルベを通り、つま先を伸ばす。
これがタンジュの出す時の大きな流れになります。

4番ポジションを通る。ということは、4番ポジションまでの時点ではまだ体重は両足に乗っている。ということです。


早い段階から軸足に体重を乗せてしまうと、軸足に乗りすぎてしまう可能性があります。

軸足に体重は乗っているのですが、いつでもバーを離せる、いつでもルルベになれる状態でいないといけません。

なので、体重を軸足に乗せてから足が動くのではなく、足を動かしながら徐々に軸足に体重を乗せて行くのがポイントになります。


3つ目は、踵がつま先の位置に行くのでなく、つま先が踵の位置まで行くことです。

言葉だとわかりづらいと思いますが......
4番ポジションからルルベを通り、つま先を伸ばす。


ルルベからつま先を伸ばすこの時、つま先の位置をそのままに踵がつま先の位置まで行きつま先を伸ばすのではなく、踵の位置につま先が入って行くようにしてつま先を伸ばすことがポイントになります。


踵がつま先の位置に行くと、
タンジュのラインから外れてしまいます。
要は真っ直ぐ出しているつもりで外にズレて出してしまっているんです。


鏡の前に真っ正面に立ち、前のタンジュをしてみてください。

つま先の位置に踵を持って行くのと、踵の位置につま先を持って行くのだとタンジュの出している最終の位置が変わっているのがわかると思います。

必ず、ルルベからつま先を伸ばす時は、
つま先を踵の位置に持っていくようにつま先を伸ばすことがポイントになります。


一連の動作を行う際1番大切になってくるのは、いつも言っていますが、身体を引き上げ続けることです。


これが出来ていないと、体重移動を始め、アンデオールさえもしっかり出来ないので身体を引き上げ続けることは忘れないでくださいね!


色々考えたり、気を付けたりしなくてはいけないことがたくさんですが、まずは1つ1つ着実に行なっていきましょう。


長くなってしまったので、タンジュの戻る時のポイントは次回お話しします。


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